【阪神】伊藤将司がセ・リーグ新人初勝利!父はゴルフをやらせようと「将司」(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 阪神7―1巨人(7日・甲子園)

 阪神が巨人を13安打7得点と圧倒し、昨季は開幕カードで3連敗した巨人相手に今季は連勝発進を飾った。伝統の一戦の2戦2勝スタートは2012年シーズン以来、9年ぶりとなった。

 自然と笑みがあふれ出した。初めてのお立ち台。伊藤将は「最高です!」と声を弾ませた。7回6安打1失点でセの新人で一番乗りの白星。巨人戦初登板でのプロ初勝利は球団新人初の快挙だ。同学年の岡本和も無安打に封じ「粘り強く投げられたと思います」。右手を高く上げる独特のフォームから最速143キロ。聖地で114球を投げ抜いた。

 あの一球が大きく運命を変えた。過去にプロゴルファーを目指していた父・正宏さん(51)はジャンボ尾崎から名前を拝借し、長男を将司と名付けた。「最初はゴルフをやらせようと思ってました」。だが、小学校に上がる前のある日。偶然落ちていた野球ボールを投げさせてみると、子供とは思えないスピンの利いた球が放たれた。弟にもタイガー・ウッズから大雅(たいが)と命名するほどの父が「これは野球をやらせてみるか」と将司少年を野球の道に進ませた。

 正宏さんは「メグミルクステーション横芝販売所 伊藤牛乳店」を経営。将司は小さい頃から1日1~2リットルの牛乳を飲み、たくましく骨太に育った。小学校から帰宅すると、元高校球児の父親とほぼ毎日特訓。自宅の庭にネットを張り、基礎練習を繰り返した。二人三脚でつくり上げた土台が左腕を支えている。

 チームは9年ぶりの対巨人2戦2勝スタート。矢野監督は「肝の据わった投球をしてくれた」とルーキーをたたえた。「(記念の球は)両親にあげたいと思います」と背番号27。野球と出会った人生を最高のものにする。(中村 晃大)

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