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出典元:スポーツ報知
将棋の第33期竜王戦7番勝負第4局は27日、鹿児島県指宿市で前日から指し継がれ、先手の豊島将之竜王(30)=叡王=が113手で挑戦者の羽生善治九段(50)に勝ち、対戦成績3勝1敗として初防衛に王手を掛けた。
横歩取りの激しい戦いを制した豊島竜王は、次局に向け「重要な対局が続きますが、変わらず一局一局せいいっぱいやりたいです」と抱負。タイトル獲得通算100期に向け、もう負けられなくなった羽生九段は「また気持ちを新たにして次の一局に臨みたいと思います」と切り替えを誓った。
第4局は当初12、13日を予定していたが、羽生九段の発熱による入院のため延期された。第5局は12月5、6日に神奈川県箱根町で行われる。