浦和、望みつないだ0-1 福島好セーブ連発、シュート2本対22本でも耐えた/ACL(サンケイスポーツ)

アジアCL決勝第1戦(9日=日本時間10日、サウジアラビア・リヤド)2大会ぶり3度目の優勝を目指す浦和はアルヒラル(サウジアラビア)に0-1で敗れた。一昨年と同じ顔合わせとなった一戦で、前半から押し込まれる展開が続いたが、失点を最小限にとどめた。ホームでの第2戦は2点差以上での勝利が求められ、1-0なら延長となる。優勝チームは12月11日にカタールで開幕するクラブW杯にアジア代表として出場する。

 本拠での第2戦に望みをつないだ。終始劣勢だった浦和は敵地で守備陣が奮闘。3度目のアジア王者に向けて大敗は避け、大槻監督は悲観しなかった。

 「現実的なスコアで埼玉スタジアムに帰ることができる」

 2本と22本。シュート数の差は歴然で、後半は1本も打てなかった。決勝ゴールを決めた相手のペルー代表FWカリジョが右サイドで脅威となって、攻撃に転ずる時間をほとんど与えてもらえなかった。

 ただ、出場停止のGK西川の代役、GK福島春が好セーブ連発でもり立てた。唯一の失点場面こそ、クロスの目測を誤って決められたが、ACL初出場でも落ち着いたプレーで追加点は阻止。「悔しさとうれしさ、両方あった試合。もっと体験したい欲が出た」と言えるほど収穫は大きかった。

 アウェーゴールを奪えなかったエースFW興梠も「1失点で終わったことはプラス。ホームで借りを返したい」と前を向いた。複数失点してもおかしくない中で一丸で踏みとどまり、警戒すべき相手の特徴も頭にたたき込んだ。

 「違った姿を見せないといけない。こういう逆境はみんな大好き」

 DF槙野が目の色を変えた。大観衆が待つホームでの逆転優勝へ。このままでは終われない。

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