国士舘大・高部瑛斗、亡き弟との約束「プロでの活躍」(スポーツ報知)

出典元:亡くなった弟のためにもプロでの活躍を目指す高部

プロ野球のドラフト会議が17日に行われる。大船渡(岩手)の佐々木朗希、星稜(石川)の奥川恭伸(ともに3年)、明大の森下暢仁(4年)の3投手に人気が集中する一方、努力の末にプロ注目となった男たちもいる。スポーツ報知では「17日令和初ドラフト 夢へトライ」と題し、3回にわたって紹介する。第3回は、

国士舘大・高部瑛斗外野手(21)。

 全体練習が終わり誰もいなくなったグラウンドに、高部の鋭いスイング音が響く。「一日が終わったときに少しでも成長していたい」。貪欲な姿勢は4年間、変わらなかった。原動力となったのは、3年前に白血病により16歳でこの世を去った弟・晴斗さんに誓った「プロでの活躍」だ。

 親元を離れ、山梨の強豪・東海大甲府に進学。弟の病を知ったのは2年冬だった。自身は試合に出ることもあったが、学業がおろそかになることもあり「うまくいっていない」時期だった。無菌室で病気と向き合う弟を見て「甲子園かプロで活躍すれば、テレビを通じて励ますことができる」と奮起した。3年夏の甲子園に出場。まず、ひとつ目標を実現した。

 国士舘大進学後は、練習がオフの日に弟を訪ねた。1年からフルイニング出場を続け、素振りは中学生の頃からほぼ毎日、欠かさない「練習の虫」。それでも、小さい頃は頼りなかった弟が力強く病に立ち向かう様子を見て、いっそう奮起した。「弟はこんなに頑張っているのに、自分は何をやっているのだ」

 猛練習は結果となり、走攻守3拍子そろった選手として次第にプロスカウトの注目を集めるようになった。今春、東都大学リーグ2部通算100安打を達成。ここまで通算125安打(14日現在)とし、東農大・陽川尚将(現阪神)が持つ最多記録109安打を更新した。ロッテなどで活躍した辻俊哉監督(40)も「プロは一筋縄ではいかない世界だが、活躍する姿を見たい」と厳しくも愛情のある目を向ける。本人は「上には上がいる。目の前のことをやるだけ」と謙虚さを失わない。天国で見守る弟との約束のために。その思いを胸に17日の「運命の日」を待つ。(中間 卓也)

=おわり=

 ◆高部 瑛斗(たかべ・あきと)1997年12月11日、神奈川・寒川町生まれ。21歳。小学3年で野球を始めた時から外野手。東海大甲府では3年夏の甲子園に出場。2016年に国士舘大へ。178センチ、72キロ。右投左打。好きな漫画は「キングダム」や「BLUE GIANT」など。

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