大谷翔平、令和日本人メジャー1号 ミリ単位“超微修正”の131メートル弾(スポーツ報知)

出典元:復帰後初本塁打となる逆転2ランを放つ大谷(ロイター)

◆ツインズ4―5エンゼルス(13日、ターゲット・フィールド)

 【ミネアポリス(米ミネソタ州)=秋野未知】エンゼルスの大谷翔平投手(24)が13日(日本時間14日)、復帰後6戦目の26打席目にして初本塁打を放った。敵地のツインズ戦で2試合ぶりに「3番・指名打者」で先発。1点を追う3回無死三塁の2打席目に、ツインズ先発右腕ベリオスから左中間スタンドへ逆転2ランを運んだ。計測機器・スタットキャストによると飛距離は429フィート(約131メートル)と特大の一発だった。

 圧巻の一撃だった。グングン伸びた大谷の打球は、センターやや左の電光掲示板に直撃。打球速度111・7マイル(約179・8キロ)、429フィート(約131メートル)の今季1号は逆転2ランだ。復帰6戦目にしてようやく出た逆方向への特大の一発に「捉えた感じでもいくな、と思いました」。納得の表情でダイヤモンドを一周すると、ナインにお辞儀や握手などで出迎えられた。

 失投を一振りで仕留めた一発は昨年9月26日レンジャーズ戦以来、229日ぶり。マウンドには、2年連続2ケタ勝利中で、今季リーグ2位の6勝を挙げているツインズのエース右腕ベリオス。直近3試合で与四球は0だったが、1打席目に四球を選ぶと、2打席目もカウント3ボール、1ストライクからの5球目だった。真ん中外寄りの149キロ直球を逃さなかった。5打席目にも救援左腕から右前安打を放ち3打数2安打2打点、2四球と4度出塁し「打席の中でボールがよく見えているので、それがいい結果につながっているのかな」とうなずいた。

 “超微修正”が復活の一撃となった。前日の12日は休養のため欠場したが、11日のオリオールズ戦は全5打席で打球が外野まで飛び、試合後には「あと1ミリ(バットが)下だったらフェンスを越えていた」などと分析。打席を重ねることでの細かな修正が結果に結びつき「ミリ単位で自分のスイングができれば、必ずいいところが出るんじゃないかなと思っていたので、早めに1本出てくれてよかったかな」。試合前練習でも41スイングで11本がサク越えするなど予兆はあった。

 半年を超える長期リハビリという初めての経験をしてきた。一日でも早い復帰を目指して右肘手術翌日から、左腕など患部に負担にならない部位のトレーニングを再開。ブルペンでバットを振らずに打席に立つなど、自らメニューを考案してきた。「明日以降のゲームに対してもリラックスして打席には入れるかなと思います」。地道な努力が報われた瞬間でもあった。

 チームは逆転勝ち。大谷が出場した試合は5勝1敗で、打点を挙げれば4戦4勝と早くも不敗神話となりつつある。オースマス監督も「すごく助かる。(大谷がいると)オーダーに穴がなくなり、安定した打線になる」と安堵(あんど)。ようやくエンジンがかかってきた。

 ◆大谷の本塁打 メジャー通算23本塁打で最長飛距離は昨年4月6日の本拠地・アスレチックス戦で左中間に放った3号の137メートル。130メートル以上の特大弾は7発目となった。日本ハム時代の15年からシーズン1号は10打席以内に放っており、プロ7年目で3番目の遅さ。また、この本塁打は、日本人メジャーリーガーの令和1号。平成1号は同10年(1998年)のドジャース・野茂だった。

【広告】

あなたの切手、

あなたが満足する価格で買い取ります。

不要な切手の買い取りなら

がおすすめ



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です