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出典元:スポーツ報知
エンゼルスの守護神、ライセル・イグレシアス投手が「TEAM JAPAN」と胸に書かれた黒いTシャツを作って、チームメート全員にプレゼントした。7日(日本時間の8日)の試合後に各選手のロッカーに届けられた模様で、8日(同9日)には選手たちがそのTシャツを着て試合前の練習に参加したり、クラブハウス内でくつろいだりしていた。
選手たちにTシャツの感想を聞いてみた。「クール、かっこいいよ」、「着心地もいいね」とみんなうれしそうだ。
大リーグには以前から、ひとりの選手が何かのメッセージを入れたTシャツを作ってチーム全員に配るという「チームボンディング」(チームの絆)という習慣というか伝統がある。文字通り、そのTシャツをみんなで一緒に着て、絆を深めようというものだ。今回はそれをチームの守護神であるイグレシアスが行い、彼が選んだ言葉が「TEAM JAPAN」だった。
英語が苦手なイグレシアスに、翻訳機を使ってスペイン語で「なぜ、このTシャツを作ったんですか?」と尋ねると、満面の笑顔を見せて彼はこう答えた。
「ショウヘイのために(It’s for Shohei)」。しかも英語で。そして、なんだか照れくさそうにクラブハウスの奥へ引っ込んでしまった。
イグレシアスには先日、声を掛けられた。「君は日本人かい?俺は日本でプレーしたことがあるんだよ」。そして苦笑いしながら「あんまりうまくできなかった」と続けた。
2013年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のキューバ代表として来日している。その年のキューバ代表チームには、メジャーリーグで活躍中のユリエスキ・グリエル(現アストロズ)とホセ・アブレイユ(現ホワイトソックス)のほか、現ソフトバンクのアルフレド・デスパイネらがいた。そして、イグレシアスはヤフオクドーム(現ペイペイドーム)で開催された日本代表との試合で9回にマウンドに上がり、中田(現巨人)、角中(現ロッテ)に2者連続四球を与えて降板したという、苦い記録の持ち主なのだ。
それでも「日本はおもしろかった。楽しかった。いろいろ見たよ。でも、日本の食べ物は口に合わなかったけど」と笑って、楽しそうに話してくれた。
そんなイグレシアスが「ショウヘイのために」と作った「Team Japan」Tシャツ。こんなクラブハウスの良い雰囲気も、今季のエンゼルスの好調に影響しているのかもしれない。
(秋野 未知 通信員)