出典元:スポーツ報知
◆米大リーグ エンゼルス5×―4ナショナルズ(8日・アナハイム=エンゼルスタジアム)
エンゼルス・大谷翔平投手(27)が8日(日本時間9日)、本拠地・ナショナルズ戦に「3番・指名打者」でフル出場し、劇的なサヨナラ勝ちに貢献した。
2点を追う9回2死一、二塁で迎えた4打席目。凡退すればゲームセットとなり、首位陥落で2位に転落するという局面だった。3打席目までは無安打だった大谷。1ストライクから右腕・レイニーのスライダーをはじき返すと、中堅手の頭を越えてフェンスに直撃する2点適時二塁打となり、追いついた。二塁上でガッツポーズを決めて笑顔を見せると、続くレンドンの中前適時打でサヨナラの生還。際どいタイミングだったが、俊足を飛ばしてスライディングを決め、またしても感情が爆発して大興奮でド派手なガッツポーズを決めた。
打率が2割3分5厘で9試合本塁打が出ず、本調子とは言えない大谷だが「ここ数試合は感じ的には悪くないのでいい感じの打球も上がってますし、あともうちょっとかなという感じなので少し我慢が必要かなと思っています」。サヨナラのホームを踏んだ走塁については「最後はもう突っ込むことだけ考えて、2死だったので良いスタートを切れるように、いいベースランニングをする。いい打球だったのでホームは間違いなく帰れるかなと思っていました」と満足げだった。
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